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現在でも多く使われているバスの
「スケルトンボディ」とは



「スケルトンボディ」とは、細い鋼管を使って骨組みを作る自動車のボディ構造のことです。モノコックボディが主流だった時代に登場し、その後はモノコックボディを退けてスケルトンボディーが主流になりました。スケルトンボディは、とてもシンプルな構造で、主にバスで採用されています。日本では、日野自動車が初めて製造しました。ここでは、現在バスの主流となっているスケルトンボディについて紹介します。

骸骨のような骨組みのスケルトンボディ

骸骨のような骨組みのスケルトンボディ

「スケルトンボディ」とは、細い鋼管を鳥かご、または骨格のように空間を空けながら組んだ自動車のフレーム構造のことです。鋼管は応力の方向にしたがって構成されています。ヨーロッパでは古くから使われており、骨格のように見えるため「スケルトン」と呼ばれるようになりました。

スケルトンボディとモノコックボディの違い

バスの車体の構造には、大きく分けて2つあります。フレームとボディが繋がっていないスケルトンボディと、繋がっているモノコックボディです。

スケルトンボディは、鋼管で骨組みされた構造であるため、壁面が骨組みに貼り付いているだけで、壁面自体は応力を受けません。そのため、壁面に穴(窓やドア)を大きく開けても、強度面に影響はしないのです。近年のバスが大きな窓で見晴らしよくできているのも、スケルトンボディの構造のおかげです。

一方、モノコックボディは車体に衝撃が加わると、ボディ全体で衝撃を受け止めるため、衝撃のエネルギーを吸収できる構造になっています。航空機や乗用車は、主にモノコックボディで造られています。ただし、モノコックボディは全体の構造が繋がっているため、壁面に穴(窓やドア)があると衝撃に弱くなってしまいます。そのため、大きな窓やドアが必要なバスなどで用いる場合は、向いていないとされています。

こうしたメリットから普及してきたスケルトンボディですが、壁面が薄いため、騒音のもととなるドラミング防止対策が必要になるという側面もあります。

日本でのスケルトンボディ

日本では、1977年に日野自動車が大型観光バス「日野スケルトンRS」で、日本初となるスケルトンボディを導入しました。国内では、スケルトンボディの登場に驚き、各社がスケルトンボディの自動車を生産しようと考えました。これをきっかけにモノコックボディは旧態化し、衰退してしまいます。その後、日野自動車はバス市場で勝ち抜くため、1980年に路線バスも導入しました。各社では、それぞれのスケルトンボディ開発が行なわれ、激しい競争を繰り広げた結果、現在走っているバスは、スケルトンボディが主流となりました。