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バス停[バス]

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交通機関に関する施設情報を検索できる「ユキサキナビ」が、バス停やバスに関する用語(か行)をご紹介します。あなたが知らない業界用語など、バス停のことがよくわかる用語集をご活用下さい!

バス停[バス]用語集

バス停[バス]用語を50音順に見やすくまとめました!探している用語の行を選択して下さい。

か行

  • 改善基準告示

    改善基準告示とは、「自動車運転者の労働時間等の改善の基準」の略称。バス運転者やトラック運転者らの労働条件を図るために、厚生労働省が策定した。バス運転者の改善基準告示では、安全性を確保するために、1日の拘束時間や休憩時間、作業時間の上限などが細かく決められている。例えば、乗客を待っている時間は労働時間に含まれ、休憩時間は、仮眠をする時間など運転士にとって全く自由になる時間を指す。また、1日の拘束時間は13時間以内が基本であり、延長する場合は16時間が限度。4週間を平均した1週間あたりの拘束時間は原則65時間とされている。ただし、貸切バスにおいては71.5時間まで延長できる例外措置が用意されている。

  • 格安便

    バスにおける格安便とは、夜行バスや高速バス、観光バスなどで、非常に安い運賃が設定されている便のこと。運賃を格安にできるかどうかは、車内の座席の配置方法やシートの質、サービスや設備の充実度などで決まる。同じ区間を走行するバスで比較すると、座席が2列配置、3列配置、4列配置などと設定されている場合、隣席との距離が近い4列座席の物が格安便になりやすい。都市間を結ぶ高速バスでは、新幹線や特急、飛行機と言ったバスのライバルが存在し、これらの交通手段よりも格安便は料金を低く設定するのが一般的である。格安便は様々なバス会社や旅行会社から販売されており、スタンダードタイプ、エコノミータイプと言った名称が各社で付けられている。

  • 貸切バス

    貸切バスとは、特定の団体のために使われるバスのこと。町内会旅行など仲間内だけでの旅行や社員研修、スポーツ合宿、冠婚葬祭にかかわる送迎、イベント送迎など、用途は様々である。通常、車内へ出入りするドアの横に「貸切」と表示されていて、貸切中はあらかじめ決められていた利用者の他は乗り込むことができない。貸切バスの標準的な車両は、出入りドアが前方1ヵ所にある。乗客全員が座って進行することを前提としていて、立ち乗り用のスペースはない。用途によっては、座席がサロンのような豪華な設えになっていたり、カラオケが備わっていたりと、バスでの移動中にも楽しめる工夫が施される。運賃は事前に支払っているか、団体の担当者がまとめてバス会社へ支払うスタイルを取るので、車両内に運賃箱は設けないことが多い。

  • 仮眠室

    高速バスでは、長時間走行するルートの場合、乗務員の疲労によって安全性を落とさないため、運転士は2人以上が交替しながら任務にあたる。そのため、高速バスの車両では交替した人が休憩中に睡眠を取れるように、仮眠室が設けられていることがある。通常は、大人ひとりが体を伸ばして寝られる程度のコンパクトなスペースで、一般の乗客は利用できない。設置場所は客室下のトランク部分であったり、客席の一番うしろの方であったりする。出入口は一般的にイメージされるバス車両とは異なるところに配置されているため、乗客にはどこが仮眠室であるのか分からないことも多い。仮眠室には内線電話が用意され、何かあったときには連絡を取り合えるようになっている。

  • 環境定期券

    環境定期券とは、通勤定期券を持っていると、その人と同居する家族が一緒にバスに乗るときにお得な料金で利用できると言う物。日本バス協会が推進する制度のひとつで、国内各地のバス会社が導入している。運賃がリーズナブルになることで、マイカーよりもバスを利用する機会を増やすのに役立つ。これにより、地球温暖化の原因となるCO2(二酸化炭素)の排出を削減して環境保全に寄与するのがねらい。運賃が割引きになるのは土曜日、日曜日、祝日。バス会社によってはお盆や年末年始期間なども対象になる。また、このサービスはバス会社や地区によって受けられる内容が大幅に違う場合があるので注意が必要。同時に利用者が減少傾向にある近年、バスの存在を再認識し、バス離れを防ぐ目的もある。

  • ガイドウェイバス

    ガイドウェイバスとは、一見、普通の路線バスでありながら、実際は専用軌道を走行している輸送システムのことを意味する。この専用軌道は道路の両側に低い側壁(ガイドウェイ)を用いて、バスの走行をガイドする仕組みである。道路が混雑しがちな都心の街中で、ガイドウェイバスは渋滞に巻き込まれずに専用軌道の上をスムーズに走り、定時運行を実現することが可能。郊外では一般道路を利用して設計できるので、建設コストを抑えつつ、バスならではの機動性を活用できる。ガイドウェイ発祥の地はドイツで、ダイムラー・ベンツが開発に携わっている。日本では2001年(平成13年)に初めて、愛知県の名古屋ガイドウェイバス「ゆとりーとライン」で導入された。

  • 基幹バス

    基幹バスとは、路線バスのなかでも、都市部の交通の中心となるよう構想して整備された物を意味する。1985年(昭和60年)に名古屋市でこの構想によるバスが実用化され、「基幹バス」と名付けられたことからこの呼称が広まった。名古屋市ではほぼ等間隔の運行時刻を設定し、専用のバスレーンや停留所を設けるなどの工夫で市街地の交通手段として定着させることに成功。新潟市でも2007年(平成19年)にオムニバスタウンに指定され、その事業の一環として「にいがた基幹バス」の路線を開設。バス利用者を増やしてマイカーの交通量を減らすことで、自動車のCO2(二酸化炭素)排出を削減し、市内の交通をより快適な物へ変えるよう目指す。なお、海外でもブラジルなどで基幹バスと同様のバス高速輸送システムが採用されてきた例がある。

  • 共同運行

    共同運行とは、高速バスや路線バスにおいて、いくつかのバス会社がひとつの路線を共同で運行することを意味する。バス会社同士がお互いに利益の少ない争いをすることを避け、運行ダイヤや運賃体系などを調整して行なう物である。例えば、路線バスにおける共同運行は、営業エリアが重なる場合に相互に乗り入れをする方式が良く採用される。この方式では、発着時刻や運行便数などを調整し、共通の回数券や乗車カードを用意することで利便性を高め、バス利用者数をアップさせることが期待できる。2つ以上の会社のバスが同じ区間を走行していても、こうした調整が行なわれていない場合は、共同運行には該当しない。また、共同運行に対して、ひとつの区間に1社のみが運行する「単独運行」と言う用語もある。

  • 勤務シフト

    勤務シフトとは、バス事業にかかわる各スタッフの労働スケジュールのこと。特に、路線バスや高速バス、観光バスなどの各運転士は、運行ダイヤに合わせて出退勤時間が細かく決められることが多い。厚生労働省の改善基準告示(自動車運転者の労働時間等の改善の基準)によって1日の拘束時間は13時間まで、延長する場合でも16時間が限度とされており、休憩時間や作業時間の上限などが定められているので、それに合わせて各自の勤務シフトが組まれる。路線バスでは早朝から深夜まで運行しているルートであれば、複数の運転士が交代制で業務にあたることが多い。長距離を運行するバスでは、運転士は早朝に自宅を出発して翌日以降に帰宅する日も生じるが、1〜4週間の拘束時間の合計などを考慮して調整が行なわれる。

  • 駆動用エンジン

    駆動用エンジンとは、バスやトラックなど車両を動かすために装備されるエンジンのこと。内部でガソリンや軽油などの燃料を燃やして熱エネルギーによって物を動かす機械のことであり、従来の自動車に搭載される一般的なエンジンは多くがこれにあたる。一方で、車両の駆動用にエンジンと電気式などのモーターをどちらも搭載している「ハイブリッド車」においては、エンジンの働きが直接には車体の駆動用となっていない物がある。この場合、エンジンは発電機を回転させ、その生まれた電気が駆動用のモーターを回すと言った仕組みなので、“発電用エンジン”としての役割を担っている。こうした発電用エンジンと区別するために、駆動用エンジンと言う言葉が使われることがある。

  • 車いす乗降

    あらゆる人がバスを快適に利用するためには、車椅子を利用する人が乗降する際の配慮も必要である。日本バス協会では、車椅子を利用する方の乗降について、バス停やバス車内における推進事項をいくつか挙げている。例えば、バス停では車椅子を利用する人が乗車する際、乗務員や係員が車椅子をトランクルームに運び、乗客を座席に案内するよう推進している。乗り降りがしやすいように、乗降口に近い座席を確保することも大切である。トイレの利用希望があれば、他の乗客に理解してもらい、最寄りのサービスエリアに臨時停車し、乗務員がトイレに案内をするのが基本となっている。また、バス停で降車するときには、乗務員のみでは降りることが難しい場合、他の乗客に協力してもらうことが提案されている。

  • クローズドドア

    クローズドドアシステムとは、停留所でのバスの乗り降りについて利用制限をする仕組みのこと。例えば、長距離を走ることを前提としている高速バスなどでは、始発の停留所近くでは乗車用のドアのみを開け、終点の停留所の近くでは降車用のドアのみを開くと言ったクローズドドアシステムを実施することが多い。この方法により、短距離の移動に利用する客を乗せないことへの効果が期待できる。路線バスにおいて、あるバス会社の場合は、自社の運行エリアから他社のエリアに乗り入れる際には降車用のドアを開き、逆に他社のエリアから自社のエリアへバスが走行する際は、乗車用のドアのみを開くなどのシステムが採られている。このシステムはイベント開催時に運行されるシャトルバスなどで活用されている。

  • グレードアップ

    グレードアップとは、格や等級、クオリティを上げることを意味する。バスにおいては、その誕生以来、車両のグレードアップが繰り返し行なわれてきた。特に高速バスで盛んであり、同じバス会社や路線であっても、標準からハイクラスまで様々なグレードの車両を用意して、利用客が選べるようにすることが多くなっている。一般的に利用料金はグレードが上がる程高くなり、利用者は予算や空き具合、快適さとのバランスなどを考慮しながら利用する車両を決めることになる。グレードの高い車両は、スペースにゆとりがある、座り心地が良い、各席がカーテンで仕切られてプライバシーが確保されているなどの工夫がされている。なかにはプライベートモニターで映画が楽しめる客席を備えた豪華な車両も登場している。

  • 軍用トラック

    軍用トラックとは、戦時の物資輸送などの使われるトラックのこと。かつて日本では1945年(昭和20年)の第二次世界大戦終戦後に、バスの一部に取り入れられたことがあった。戦後はバスの燃料や部品が不足する一方、戦地から引き揚げてきた人々により乗客数は増加していた。こうした背景から、中古の軍用トラックを払い下げし、その車両を活用してバス事業が行なわれた歴史がある。払い下げられた軍用トラックはエンジンのパワーを利用して、バスの車体を装架して大勢の人を輸送することができた。特に東京都では大都市として公共交通を早く復旧させる目的から、アメリカの進駐軍からゼネラルモーターズの軍用トラック400両の払い下げを受け、改造してバス事業に活用された。

  • 系統番号

    系統番号とは、バスがどの路線を運行する物か区別するために用いられる番号のこと。ひとつの停留所からいくつか運行ルートの異なるバスが発着することもあるため、乗客に走行ルートを案内するために系統番号が付けられる。バスの事業者によっては「行先番号」、あるいは「路線番号」などと呼ばれる。通常は数字や、数字と漢字・英文字の組み合わせで表記される。バス車両の前面上部にある表示器に行先と共に大きく表示され、停留所の時刻表などにも同様に掲示される。複数の事業者がバスを運行させているエリアでは、事業者同士で調整をして系統番号の付け方を統一する場合もある。日本のバスにおいて最初に系統番号が使われたのは、1949年(昭和24年)11月の横浜市交通局のバスとされている。

  • 系列化

    系列化とは、もとは異なる企業と企業が同じグループになり、継続的に取引関係を築くことを意味する。バスにおいては、比較的規模が小さい地方のバス会社が大都市の大手私鉄グループの傘下に入るなどの系列化が行なわれる。また、かつて関西でライバル同士であった阪急バスと阪神バスは、阪急電鉄と阪神電気鉄道が阪急阪神ホールディングス傘下になったことから同じ系列になったなど、過去には様々な系列化の事例がある。バス会社は系列化により経営基盤を強化したり、地域を越えたバス事業を展開したり、自社にはなかった路線を運行したりすることが可能になる。また、系列化された路線バスの区間では同じデザインの車両を運行することで、グループの存在感をアピールできる。

  • 県営バス

    県営バスとは、都道府県単位で運営されているバスのこと。公営バスは市営が中心であり、県営ではあまり実施されておらず、国内の数少ない例としては長崎県と東京都の物が知られる。また、東京都交通局のバスは「都営バス」となるため、厳密な「県営バス」は長崎県の物だけである。長崎県交通局のバスは1934年(昭和9年)3月に日本初の県営バスとして創業し、通称「長崎県営バス」と呼ばれる。長崎県営バスは、創業と同じ年に全国初の国立公園である雲仙国立公園ができ、この公園までの移動手段がなかったために公園への移動用バスとして誕生。路線バスのみならず、貸切バスや高速バス事業にも進出するなど、県民の交通手段として広く浸透している。

  • 検査主任

    バス車両の安全を司る職種としては自動車整備士が有名だが、そのなかでも、法令点検作業がひとりでき、それについて責任を持てる役職のことを検査主任と呼ぶ。バスの法令点検は一般の自動車よりも厳しく、3ヵ月点検と12ヵ月点検がある。法令点検を行なうには自動車整備士2級の資格を取得し、そのあと数年の実務にあたることが目安とされている。特に路線バスの検査を行なうときには運賃を清算するワンマン機器(運賃清算機)の整備についての知識も必要とされ、実務経験が必須となる。また、検査主任になると法令点検の際、書類の作成や提出が可能になるなど、業務の重要性ややりがいが増すと言える。

  • コーチ・オブ・ザ・イヤー

    コーチ・オブ・ザ・イヤーとは、1年間で最も優れたコーチを選ぶ賞を意味する。英語ではCoach of the yearとなり、Coachは「指導者」などの他に、長距離を走行する急行バスや観光バスと言う意味も持つ。バスの場合、欧米をはじめとする国外や国内の団体がコーチ・オブ・ザ・イヤーを実施することがある。受賞をすると実績となり、ドイツ自動車工業会(VDA)が主催するIAA商用車見本市など大きな商用車ショーでも存在感が高まる。コーチ・オブ・ザ・イヤーの受賞実績があるメーカーとしてはドイツの自動車メーカーMAN(エム・アー・エヌ)が有名で、過去に数々のトラック・オブ・ザ・イヤーの他に観光バス部門でのコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞。

  • コーチビルダー

    コーチビルダーとは、バスの車体(ボディ)のみを製造するメーカーのこと。コーチビルダーのコーチは英語でCoachであり、「指導者」と言う意味の単語と同じだが、長距離を走行する急行バスや観光バス、また鉄道車両と言う意味も持っている。また、車体はボディとも呼ばれ、バスの車両のうち、「シャーシ(車台)」と呼ばれる下回り部分を除いた上部の箱のような物を意味する。国内では、バスの車体製造を行なっていた新潟県の北村製作所や、富士重工業、西日本車体工業と言った業者がコーチビルダーとして名が知られていたが、すでに解散している。現在では、車体もシャーシメーカーが系列の子会社などで車体を製造するケースなどが増え、車体のみを扱うコーチビルダーは存在しなくなった。

  • 公営交通事業協会モデル停留所

    公営交通事業協会モデル停留所とは、公営交通事業協会が特別な整備を行なっているバス停留所のことを指す。公営交通事業協会はバス・地下鉄などを運行する地方自治体による団体で、交通事業の経営に関する諸問題を運営者が解決することを目指し、それに関する様々な協力活動を行なっている。モデル停留所の設置事業は活動内容のひとつで、その財源は宝くじの収益金である。初年度は1992年(平成4年)であり、上屋の設置を実施。1995年(平成7年)度からはソーラー照明付標識を設けることも始めた。2008年(平成20年)度からは上屋にかかわる風防施設の追加もオプションで実施。全国の各都市に公営交通事業協会モデル停留所があり、開始から20年あまりで上屋の設置数は280基以上、ソーラー照明付標識は220基以上が誕生した。

  • 公営バス

    公営バスとは、都道府県や市区町村など地方公共団体が運営しているバスのことを意味する。狭義では、「地方公営企業法」に準拠する物が公営バスにあてはまる。路線バスは国土交通省の「一般乗合旅客自動車運送事業」、観光バスは「一般貸切旅客自動車運送事業」の許可がそれぞれ必要である。現在では、ほとんどの公営バスの運営母体は市区町村となっている。東京都の都営バスと、長崎県の長崎交通局によるバスの2つは、国内では珍しい都道府県営のバスである。一見、公営バスのように見えても、地方公共団体が車両や路線などを保有しながら、運営を民間事業者に委託しているケースも増えている。この場合は、公営バスとは区別される。

  • 公休

    公休とは、企業などがあらかじめ定めた休みの日のことで、バス会社に勤める人にとっては勤務シフトで休みに決まった日のことを意味する。バスは公共性の高い乗り物であるため、土曜・日曜、祝日などと決まった曜日になることは少なく、乗務員の公休はシフトによって曜日がまちまちになりがちである。多くのバス運営事業者では年間の公休数が決められており、バスの運行スケジュールや本人の希望などと調整しながらシフトを組む。また、バスの乗務員の労働環境を改善するため、厚生労働省が労働基準法や、改善基準告示(自動車運転者の労働時間等の改善の基準)などにより1〜4週間の拘束時間の最低ラインなどが定められている。通常、それにしたがって公休が用意されることになる。

  • 工業デザイナー

    工業デザイナーとは、様々な工業製品の形について機能面も考えながらデザインする職種のこと。インダストリアルデザイナーとも呼ぶ。扱う工業製品は小さなペンから家庭で使う電化製品、飛行機までと幅広く、特定のジャンルの製品のみを対象とする工業デザイナーも存在する。メーカーなどに在籍する場合、新商品の開発の際にデザインを考案して模型をつくり、改善を加えて最終的なデザインへ仕上げていくと言った業務を行なう。バスの車両デザインは、鉄道車両のデザインなどを得意とするデザイナーが担当するケースもあり、岡山電気軌道のバスや超高級寝台特急「ななつ星in九州」の製作に携わった工業デザイナー、水戸岡鋭治(みとおかえいじ)氏などが特に有名である。

  • 広告

    車両の内外や停留所など、バスにまつわる様々な物を利用して広告が設けられている。特に路線バスでは、毎日決まったルートや発車時刻のバスに乗って通勤・通学をする人がいたり、時間帯や曜日によっては買い物に向かう人が多く利用することも予想され、宣伝やPRが効果的に実施できるメリットがある。バスの車内における広告は主に、天井から吊り下げられる中吊り広告や、窓上部のスペースを利用した額面広告、窓などに張り付けるステッカー広告などがある。また、車体外部にあるサインボードに広告物を掲示すれば、バスが広告媒体となって、乗車客のみならず走行ルートの周辺を通る人々にもPRが可能になる。車体にプリントを施す「ラッピング広告」はより大きなインパクトを持って、こうした効果が期待できる。

  • 広告パネル付シェルター型バス停

    広告パネル付バスシェルター型バス停とは、広告を掲示する大型パネルを側面に備えたバス停留所のことである。停留所でバスを待つ人にとっては、パネルが壁となって風や雨を防いでくれるシェルター(避難所)としての一面を持っている。通常、上屋と呼ばれる屋根も併せて設置される。広告パネルは夜間に照明が灯ることも多く、防犯効果も期待できる。バスを運営する会社や地方自治体など事業者にとっては、広告収入を得られるのがメリット。また、広告のみならず、事業者からのお知らせや乗客に必要とされる情報を掲示することも可能である。国内における広告パネル付バスシェルター型バス停は、屋外広告会社のJCDecaux(ジェーシードゥコー)と三菱商事の合弁会社であるMC Decauxにより2003年(平成15年)からつくられ、全国各地に広がている。

  • 降車専用停留所

    降車専用停留所とは、路線バスや長距離バスなどの停留所のうち、降車客のみを扱うようにしている停留所のこと。主に、クローズドドアシステムで採用される。同システムでは反対に乗車のみを扱う停留所もある。降車専用停留所を設ける背景には、長距離を走ることを前提としている高速バスなどが、終点の停留所近くから乗ってすぐに降車するような短距離での乗車に対応しないため、などの理由がある。また、路線バスでも複数のバス会社が相互乗り入れをしているルートにおいては、自社の運行エリアから他社のエリアに乗り入れる際、他社のエリアで乗客を奪ってしまうことにならないよう、降車専用停留所を設けて降車のみに対応する、と言うケースもある。

  • 降車ボタン

    降車ボタンとは、バスにおいて乗客が降車の意志を運転手に伝えるために押すボタンのこと。降車を希望する停留所のひとつ前の停留所を過ぎたタイミングから、降車希望の停留所に到着するまでの間に押すことが求められる。一般的には客席ごとに設置されており、同一車両内でひとつの降車ボタンが押されると、次の停留所に停車するまでは他の乗客が降車ボタンを押す必要はなくなる。降車ボタンを押すと、車両内の良く見える位置に「つぎとまります」と言った表示がされたり音声が流れたり、ランプが点灯したりする。国内の物はボタンを押すと、ボタン側の装置にもランプが点灯するのが一般的。昭和期から開発され、様々なデザインの物が登場したが、ユニバーサルデザインの観点から仕様の統一が進んでいる。

  • 公出

    公出とは、公休出勤のこと。バスの乗務員などが、本来は公休である日に必要に迫られて出勤をすることを意味する。急な出勤が必要になる原因には、運営会社の業務が多忙である、運転予定であった運転手が何らかの理由で出勤が困難になった、などが挙げられる。公休とは、会社によってあらかじめ定められた休みの日のことであり、勤務シフトで休みであった日のことを意味する。この公休の日に出勤をするので、休日出勤手当が支払われるのが一般的である。休日の割増賃金率が適用されることも多い。公出の頻度はバス会社や路線などによって異なる。休日出勤手当を受け取らないで、本来は出勤をする日に代休を設ける、と言う方法を採る場合は「変出」と呼ぶ。

  • 高速バス

    高速バスとは、主に高速道路を運行ルートに含むバスのこと。一般的には不特定多数の人が一緒に利用できる乗合バスである。高速バスは都市から都市への移動に便利なことから、全国各地に発着点と多数の運営事業者が存在する。予約をして席を確保するのが一般的。国内においては、1969年(昭和44年)に東名高速道路が全線開通したのに合わせて長距離を走行する高速バスの運行が開始された。昭和60年代には夜行高速バスも路線数が急増。新幹線や飛行機などに比べ、リーズナブルな運賃で長距離を移動できることで、幅広い層に支持を集めている。シンプルで安価な物から、乗り心地の良さを追求したハイグレードの物まで、様々な車両も開発されている。

  • 高齢者向け定期券

    高齢者向け定期券とは、年齢の高い人のために発行される比較的安価な定期券のこと。タクシーやバスなど様々な乗り物で実施例がある。日本バス協会でも高齢者向け定期券の普及を推進しており、各地のバス会社が65歳あるいは70歳以上の高齢者に向けて発行を実施。高齢者向け定期券は、対象となる路線のルート全線で使用でき、ルート内は自由に乗り降りができる。また、路線バスは10円単位でのお金の用意が必要になりがちだが、定期券であれば小銭の心配をせずに済み、両替のためにあらかじめ車内前方へ移動する必要がないのもメリット。高齢者がこの定期券があることで気軽に外出しやすくなり、社会に元気な高齢者を増やすことができる点でも期待される。

  • 小型ハイデッカー

    小型ハイデッカーとは、バス車両の種類のひとつである。high decker(ハイデッカー)の名前は「高いデッキを持つ」と言う意味の英語に由来する。客室の床面が一般車よりも高くなっていて、車内からは良い眺望が楽しめる。床が高くなっている分、タイヤ上部にあたる凸型の部分もなく客室の床はフラット。床下は荷物を入れるスペースなどとして利用できる。また、客室の位置が高いことでデラックス感を味わえる点でも人気がある。国内では観光バス用の車両として使われる他、工場見学など地域団体の行事や、各種イベントのレンタル車両として活躍。35名程度まで客席が設けられる中型ハイデッカーに対し、小型ハイデッカーでは客席の設置可能数は28名程度までとなる。

  • 国際商用車見本市

    国際商用車見本市とは、バスやトラックと言った運輸・物流のための商用車を取り扱う国際的なスケールの展示会のことを意味する。代表的な物は、ドイツのハノーバーで2年に一度開かれるIAA国際商用車ショー。この見本市では出展企業数や出展面積などのスケールが抜群に大きく、乗用車と商用車を分けて開催している点でも注目される。ヨーロッパの車両メーカーが新技術を世界初公開する場としても有名で、バス事業者は好みの車両をその場で注文することもできる。この他の国際的な自動車の見本市には、アメリカ合衆国で年に一度開催されるデトロイトモーターショーや日本で開催される東京モーターショーなどがあるが、いずれも商用車と乗用車の同時展示である。

  • 国鉄バス

    国鉄バスとは、かつて存在した日本国有鉄道(国鉄)が管轄していたバスのこと。日本国有鉄道は国が持つ鉄道を運営する事業体で、鉄道・自動車・船舶を扱っていた。国有バスはそのうちの自動車局が運営するバス事業のことで、1930年(昭和5年)代からスタート。最初の国鉄バスは愛知県岡崎市の岡崎駅から岐阜県多治見市を走行する「岡多線」と呼ばれた路線。また、高速道路が登場した時代には、高速バス路線の事業も展開した。しかし、民間のバス会社が増加したことや国鉄の経営が悪化したことなどから、1987年(昭和62年)に国鉄は分割民営化が決定し、国鉄バスは6つの鉄道会社に運行エリアを分割。さらに1年後にはジェイアールバスとして分離独立している。

  • 固定窓

    バスにおける固定窓とは、開けることができないように設置されている窓のこと。いわゆる「はめ殺し」タイプの窓を意味する。バスには様々な窓が用いられるが、ワンマンあるいはツーマン体制で乗客の安全を守るために、車内の場所やルートの状況によっては、窓を固定窓にすることで乗客の安全性を高めることもできる。例えば、夜間に高速道路を走行するバスでは、窓を開けると強い風が車内へ吹き込んで物が飛ぶ心配があり、騒音の問題や、乗客が窓から顔を出す危険性などもあるため、全面固定窓とされるのが基本である。一方、一般道路を運行する路線バスでは上下に開閉できる窓や、固定窓でありながら上部が少し開いて換気ができるタイプの窓なども状況に合わせて採用されている。

  • コミュニティバス

    コミュニティバスとは、地方自治体や地域の組織などが運営する乗合バスの一種。道路運営法に規定されている。道路の幅が狭い地域や、利用客が少なくバス事業の採算が取りにくい地域など、既存のバスでは対応しにくい地域を主な対象とし、行政が運行に関与する。車両は通常のバスよりも小型であることが多い。循環ルートなど定められた区間を定期的に走行するのが一般的。これにより、公共交通が存在しなかった地域に暮らす人々や高齢者が外出しやすい環境をつくり、市街地の活性化を図ることができる。また、マイカーの利用を減らすことで環境に配慮できる点も魅力で、1997年(平成9年)に運輸省、建設省、警察庁の3省庁の連携でスタートした「オムニバスタウン事業」の一環としても実施されている。

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